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子供の本音をあぶり出す「家族会議」

ビジネスの現場では対話力が求められ、教育現場では、「主体的、対話的で深い学び」が重要視されている。しかし、自分の言葉で考えを伝え、相手の意見を冷静に聞くというのを、子どもたちが学ぶのはそう簡単ではないはず。

そこで、主体的な対話が身につくと注目されているのが家族会議である。新型コロナウイルスの影響で、おうち時間が増えたことによるDVの増加、いわゆるコロナDVが問題となっていたが、家族と過ごす時間が増えたことで家族会議をするようになったり、それにより何らかの変化が生じた人もいるのではないだろうか。はたまた、幼少期に家族会議をしていたと思い出す人もいるかもしれない。

今回取り上げる記事ではある家族会議の例が紹介されている。

それぞれに渡されたA4の紙に書かれているのは、

・こんしゅうよかったこと、うれしかったこと
・こんしゅうできたこと
・こんしゅういやだったこと、つまらなかったこと
・こんどいきたいところ、ほしいもの
・らいしゅうしたいこと
・かぞくのだれかにやってほしいこと

 

――の6項目。

ルールはシンプル。何を言ってもいいけど、何も言わないのはダメ。他の人の話はちゃんと聞く。何を言われても怒らない。

内容は至ってシンプル。初めのうちは答えてくれなくとも、継続することや様々な工夫を凝らすことによって、内に秘めていた悩みを打ち明けてくれたり、今日あった嬉しかったこと等を自分から話すようになったりと、家庭の中で主体的な人物への変化が生まれるようなのだ。

これはあくまで子供向けの質問であるが、皆さんは家族と話し合う時間「家族会議」を設けているだろうか。家族との関わり方は十人十色であるが、社会人になっても家族と話し合す時間を設けることで今後も円満な関係性を築いていく、その手段として「家族会議」があると捉えるのも1つかもしれない。

[参照サイト]

東洋経済ONLINE 子どもの本音をあぶり出す「家族会議」の効果

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