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「共感採用」をたすける対話

これまで様々な種類・規模の話し合いの機会があったが、特徴的なものを思い返せば、就職活動時に経験した「採用面接」は実にシンプルで、何よりもお互いの目的が明確な対話の場だったと感じる。

この記事の読者の中にも、これから選考に参加する『求職者』の方、採用を行なう『面接官』の方がいるかもしれない。

以前であれば、企業側が一方的に質問をし、選考を行なう形式が主だったが、近年はミスマッチによる早期離職を防ぐべく、「面接=相互理解の場」と位置づけている企業も多い。立場は違えど、自ら(個人・企業)をアピールし、考えや想いを伝え、得たい情報を聞き出すという行為は共通していると言える。

企業ごとに、採用したい人物像によって選考基準や重視するポイント・面接のスタイルがあるとは思うが、ぜひ「ひとつの対話の場」として、互いの立場を尊重しながら挑んでみてもらいたい。

 

今回紹介する記事では、近年の採用活動において注目されている「共感採用」について取り上げられており、個人・企業が持つ「有形価値」ではなく、考え方やビジョン・文化といった「無形価値」を伝え合うことの大切さが記されている。

また、それぞれの立場の位置づけについても、以下のように触れられている。

これまで、学生の無形資産を知る重用性についてお話ししてきましたが、実はこれは容易なことではありません。何故なら、多くの採用担当者や学生が、企業と学生を上下の関係で捉えているからです。

企業と学生が上下の関係であった場合、学生は自分を良く見せようとしてしまい、自分の内面にある資質や思考生を無意識に偽ってしまうのです。これでは、相手の根っこを知ることはできません。

そうならない為にも、企業側の採用担当者は適切な自己開示を行うのと同時に、時間をかけた信頼関係の構築が求められるのです。

このように、面接の場で「対等な関係での対話」をし、擦り合わせることが出来たのならば、問題視されているミスマッチ離職も防げてくるのではないだろうか。

 

[参照サイト]

https://note.com/growingway/n/n09a2411b0504

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